ども、@kimihom です。
最近はプログラミング関連の本ばかりを読んでいたので、このGWでは全く別の分野で興味のあった本を読んでみた。
「僕たちは、宇宙のことぜんぜんわからない この世で一番おもしろい宇宙入門」
宇宙はまったくわかっていない
「お父さん、空はなんで青いの?」
この質問にズバッと答えられるだろうか?今ならググればわかる話だが、それで解決できるようになったのはごく最近のことだ。
同じような形で、次の質問に対してはどうだろう。
「お父さん、こんなにたくさんある星の中に、宇宙人はいないの?」
回答としては、「いるかもしれないし、いないかもしれない。」という現状である。
宇宙の世界には全くわかっていないことが大量に存在する。本書では現在、どこまでがわかっていて、どこからが全くわかっていないのか。「エネルギー」、「物質」、「質量」、「空間」、「時間」、「次元」、「光」などの視点からたくさんの例を挙げてわかりやすく説明されていた。(それでも1回読んだだけでは私はほとんど理解できていない)。
その中で、IT業界の中で話には出てくる「量子」に関して興味を持った。量子テクノロジーがうまくいけば、今までの0/1の世界と比べ物にならないくらい高速なコンピュータができる?とまで聞いたことがある。また、宇宙の世界でも化学の世界である物質の理解が必要である点が面白い。宇宙のことを知るにはまず、よりミクロな世界の理解が必須なのだ。そしてそのミクロな世界もまだ謎だらけの領域である。
宇宙の世界は、わからないことだらけであることに、「答えがわかってないなんて面倒だ」と言って切り離すのか、「答えがわかってないなんてワクワクする」と思うのか。私は後者であり続けたい。
私たちが生きている間に、何か画期的な発見を1つでも多く見つけたい。少しずつ解明していく宇宙の世界にワクワクする。
終わりに
日頃のプログラミング生活の中では、「このプログラミング技術を学べば、こんなものが作れる」と既に答えのわかっていることを理解するだけな日々であった。
本書を読んで、私も一歩進んだ新しい技術に挑戦してみたいという思いをくれた。
たまには別分野の何かを読んで学んでみることで、今をより良くさせる。GWで私はそう学んだのであった。