とある Web エンジニアがいま興味のあるテクノロジーを挙げてみる
ども、@kimihom です。
テクノロジーってのは次から次へと出てくるもので、全部やることなんて到底できない。てことでその中から自分に何が必要かを常に見極めて学習を継続していく必要がある。
私は Web やスマホのアプリそのものを作るエンジニアだ。業界の立ち位置からすると「アプリケーションエンジニア」というのが一番近いが、そんな私が今興味を持っている技術について幾つかピックアップしようと思う。
Heroku 周りの最新動向
私は長年 Heroku のヘビーユーザーである。もう5年以上使っているが、未だにこれを超えるサービスづくりを加速させてくれるプラットフォームは見つけていない。そんな Heroku もどんどん進化を続けている。
特に Heroku Pipeline には興味がある。既存の環境とか諸々制約を受けそうなので精査が必要であるという点でまだ踏み切れていないが、近いうちにチャレンジしてみようと思う。
また、Heroku Postgres, Heroku Redis の次に Heroku Kafka とやらが登場したみたいだ。この Kafka と呼ばれる技術は正直まだ理解していないが非常に興味がある。 Postgres も Redis もハードに使っているから、きっと Kafka も使えるに違いない。だってあの Heroku が選んだ技術なのだから、という理由。
引き続き Heroku の最新アップデートは常に追っていく次第である。
Twilio 周りの最新技術
Heroku と同じくらい ヘビーユーザーになっている Twilio。電話 API という印象が強いと思うが、最近はビデオやチャットの API や SDK を提供している。この分野はアプリケーションを開発する上でとても重要になる部分かつ実装の難しい部分ということで新しいものが出てきて課題解決になるのであれば積極的に活用している。
チャットとはいえ Web 上の特定のイベントを通知する仕組みも作れるし、それらが Twilio プラットフォーム内で動かせるのが良い。カンファレンスで新しい新サービスが続々登場するようだし、Heroku と同様、 Twilio も最新情報をキャッチアップしていく。
これ関連のテクノロジーの中では Twilio の他に Firebase にも関心がある。
Rails のコア部分
私は長らく Ruby on Rails を愛用しているが、やはり使っているというだけで理解しているとまではいけていないと考えている。これより先の Rails の技術を磨くには、コアを知るしか方法がない。
そんな中でいきなりソースコードを読むって方法もあるのだろうけど、まずはもうちょっと体系的に知りたいと思っていて、そんな時に良さげな本を見つけて買った。
The Pragmatic Bookshelf | Crafting Rails 4 Applications
割と Rails の上級者の間では有名な本らしいけど、英語の勉強がてら頑張って読んでみたいと思う。中を知ることで、自分の書いたコードを切り出して外部のエンジニアに貢献できるエンジニアになりたい。
Elixir
たまにプログラミング言語を学んでみたい欲が出てくる。スラスラ書ける言語が増えるとチャレンジしたくなるというかそんな野心が芽生える。最近あんまそういうことがなくなってきた中で、 Elixir というプログラミング言語は個人的にとても注目している。
近いうちに "プログラミング Elixir" の本の日本語版が出るみたいなので、発売したら買ってみる。私の中で関数型言語でペラペラ喋ることのできるものがないので、それが Elixir になってくれたらいいなと思っている。
それでじゃあ何を作るのと聞かれても、何も考えていない。私がこれにあるのは、ただ新しい知識を得たいという興味だけだ。
終わりに
スマホアプリも以前は興味もって取り組んでいたが、個人的に最近は Web 熱が再度高まっている。それは仕事で使ってるからってもあるけど、今後 ネイティブで書くコードはますます変わって Web に覆いかぶさっていくんじゃないかと思っている。アプリって言ったって Web API を使わないアプリなんて今時ほとんどないわけで、そうなると結局 Web で動けば手間一気になくなるよねって方向になると予想する。
エンジニアはそうした予想と、自分のなりたい理想像を常に視野に入れながら学ぶ技術を選択しなければならない。
今回紹介したテクノロジーに興味のある方は引き続き本ブログの技術的な部分で楽しめるかと思う。