GW で英語だけを学習した結果
今週のお題「ゴールデンウィーク2016」
ども、@kimihom です。
今年の GW は間に2つ有給を入れると10連休ということでたくさんの時間を手に入れた方も多いかと思う。私も割とたくさん自由があったので英語をひたすらやることにした。
というのも最近はテクノロジーを学ぶ時に英語のドキュメントを読む機会が非常に多くなってきたことが挙げられる。入門レベルなら日本語でもそこらじゅうにあるが、そこから先はどうしても英語ばかりになる。その中で Stackoverflow や ちょっとしたブログ記事くらいならしっかりと理解はできていたのだけど、一冊の本やドキュメントを丸々英語で読み切ったりするような場合に完全に理解できていない時が多々あった。英文が長くなりすぎると読み流しというかそんな感じになってしまって、せっかく時間をかけて読んだのに理解しきれてないのはもったいないと思った。
ということで英語である。これは私の長年の課題であった。
ちなみに私の英語スペックはというと、TOEICは強引に勉強させられて最高780点、レアジョブで半年間英会話もやっていた。それが2年前の話。ということで、それなりに読み書きはできるんだがブランクが長く、忘れている部分が多い。ネイティブの話は聞き取れないし、前述の通り長文になるとどうしても読みきれない部分が出てくる。
今回の学習資料
自分の本棚にあって、かつしっかりとやってなかった本を一からしっかりやることにした。
- 作者: 薬袋善郎
- 出版社/メーカー: 研究社
- 発売日: 2000/04
- メディア: 単行本
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GW で全ての問題を解いた。38個のセクションごとに分けられた問題があり、それごとに細かな文法の問題を解いていく形式だ。英語の勉強に何がいいのかと言われた時、よく「精読」がいいと言われている。この本はまさにその精読を一からガッツリ入るのにとてもいい本だ。
読んでみると、忘れていたというより全く知らなかった文法の読み解き方が載っていて、私にとって新鮮なことが多かった。特に関係代名詞は英語の難関かと思うが、それも非常にわかりやすく解説されてあった。シンプルな先行詞だけの構文なら今までも問題なかったが、前置詞が入ってきた関係代名詞とか今まで全く理解してなかったんだなと痛感。。
精読なんて意味がない、と考えている方もいるかもしれない。子供は文法なんて知らずに話せるじゃあないか、という意見だ。私も当時はそっち寄りだったが、結局子供たちも学校教育の中で文法を教わり、正しい言葉を学んでいくものだ。どちらにせよ文法を必ず学ぶ必要があり、私たちは先にやった方が論理立てて英文を分析るようになるから効率も良くなるし理解も早くなる。
そして文法を理解していれば単語を理解していなくても文法から理解できることだってたくさんあるのである。例えば動名詞が出てきた時は、その意味は大抵が「過去・繰り返し・ネガティブ」要素だったりする。不定詞はその逆。文法から読み取れるようになるだけでなんとかなることが多い。GW中に読んだ以下の本もなかなか良かった。
- 作者: 関正生
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/中経出版
- 発売日: 2008/02/11
- メディア: 単行本
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勉強した成果
私はよく TED を聞いているのだが、この精読をやってからTEDの英語版を一気に理解ができるようになった。これは割とマジでビックリするくらいの変化で、一種の英語のターニングポイントを迎えたような気分である。
英語の長い文や本を読むと流して読んでしまう癖を直したことで得られた成果だ。一言一言がわかるようになった。
特にどれがメインの動詞で、どこからが従属節なのか、こうした文法で解く方法を意識しながら聞くことで言っている文の構造が理解でき、単語だけで聞き取るリスニングから、文法や構造を踏まえた上で聞き取るリスニングに変わった。
今の私は2年前の私よりも英語ができるようになっていると言える。今後の英語のリスニングやリーディングを実践で活かすのが楽しみだ。
Special Thanks
終わりに
GW という長い時間があるからこそ、こうしたゼロからの勉強ができた。このおかげで、普段の技術的な英語の読解も間違いなく改善されるだろう。ありがとう、GW。